SimilarWeb(シミラーウェブ)は、ブログやサイトのアクセスを簡単に調べられるツールです。
無料で使用でき、有料版はより細かいデータを見ることができます。
この記事では、SimilarWebの使い方とデータの正確性について触れていきます。
SimilarWeb(シミラーウェブ)の使い方
使い方はとても簡単です。
まずはSimilarWebのトップページに移動。
追記 現在はリンク切れになってしまい、利用できない模様。
「任意のウェブサイトまたはアプリを分析」のところに自分のブログURLを入力するだけです。
SimilarWeb(シミラーウェブ)で見れるデータ
ランキング
自ブログの順位を世界・国(日本)・カテゴリー別に見ることができます。
カテゴリーのランクの表記がN/Aになっていますが、これはnot applicable(該当なし)の略称です。
まあ、ランクは高いに越したことはないですが、ランクとアクセス数は必ずしも比例しないので、興味がない方はスルーしてもいいと思います。
トラフィックの概要
この欄では以下の4つが見れます(過去6ヶ月分)。
- 合計訪問者数
- 平均滞在時間
- 訪問別ページビュー数
- 直帰率
月の訪問者数が12k(12000人)未満の場合は上の画像のように「データが不足しています」と表示されれていたのですが、現在は「大変申し訳ございません…」と表示されます。
今まで英語表記だったので、訪問者数をpvと勘違いされている方が多かったです。
国別トラフィック
どの国から訪問したのかを見ることができ、無料版は最大で5か国まで表示されます。
トラフィックソース
どのようにして自分のブログに来たのかがわかります。
- ダイレクト(直接自ブログのURLを入力して来る)
- リファラル(別のブログやサイトから来る)
- 検索(GoogleやYahooなどの検索エンジン)
- ソーシャル(TwitterやfacebookなどのSNS)
- メール(メルマガ)
- 表示(ディスプレイ広告)
リファラル
どのブログやサイトを経由して自分のブログに来たのかを確認することができます。
リファラルからの流入がほとんどない場合は「データが不十分です」と表示されます。
検索
どのような検索キーワードで来たのかを見ることができます。
当ブログは上位5つがハンドルネームに関するキーワードで占めています。
ソーシャル
どのSNSから流入してきたのかを確認できます。
上の画像はとある有名ブログの解析結果です。
はてブは正確にはSNSではありませんが、SimilarWebではSNSとして扱われるようです。
ディスプレイ広告
どのディスプレイ広告から来たかを見ることができます。
個人ブログでディスプレイ広告を使うことはないので、ここはスルーしてOKです。
ウェブサイトのコンテンツ
有料版にアップグレードすると、どのページがよく読まれているかを見ることができます。
オーディエンスの興味
オーディエンス(Audience)は聴衆とか観客などと訳されますが、この場合は訪問者という解釈でいいと思います。
重要度は低いので、ここもスルーして構いません。
競合および類似サイト
ジャンルが似たブログやサイトが表示されます。
関連モバイルアプリ
販売されているアプリがある場合のみ表示されます。
SimilarWebの正確性は?
正確性に関しては「かなりズレがある」とか「Googleアナリティクスとデータが近かった」など、意見がバラバラです。
当ブログでは、トラフィックソースの内訳にかなりズレがありました。
トラフィック
SimilarWebではダイレクトが7.66%、リファラルが17.36%、検索が74.98%となっています。
ところが、Googleアナリティクスでは、アクセスの約9割が検索で、残り1割はダイレクトです。
リファラルはあるにはありますが、全体の1%にも満たしません。
私が別で運営しているブログでは、結果がほぼ一致しましたが、なぜこれほどばらつきがあるのかわかりません。
追記
改めてチェックしてみると、Googleアナリティクスとほぼ同様の結果が出ました。
アクセス数
アクセス数(ユニークユーザー)を公開している方のブログを参考に調べてみると、SimilarWebで表示されるアクセス数は、実際の数値より高くなる傾向があるようです。
また、アクセス数の多いブログは比較的近い数値が出るようですが、アクセスの少ないブログはかなり精度が悪くなります。
アクセス数の多いというのはかなりあいまいな表現ですが、基準としては、多分月間10万pv以上あれば、それなりに近い数値は出ると思います。
注意点
シミラーウェブで調べられるのはドメインごとなので、記事ごとのアクセスを調べることはできません。
つまり、アメブロのように「http://ameblo.jp/アメーバID」となっている場合もダメです。
まとめ
ここまで見てきた通り、SimilarWebの解析結果はかなり偏りがあるので、あくまで参考程度にしたほうがいいでしょう。
まあ、無料でここまで調べられるツールはあまりないので、使って損はないと思います。
有料版はかなり精度が高いそうですが、料金がわかりませんし、そこまでして調べようとは思わないので、無料版で十分です。