今回はブログを始めて間もない方におすすめの記事です。
SEOの話も出てくるので、ブログ経験が浅い方にとっては少し難しいかもしれません。
HTMLの知識が必須の理由
ブログに関する書籍では「HTMLの知識は不要」と書いていることが多いのですが、アフィリエイト(もしくはGoogleAdsense)で収益化を目指すならHTMLの知識は必須です。
その大きな理由としてはSEO※です。
HTMLタグを知らなくても記事を書くことはできますが、HTMLの知識がないままブログ始めると、間違ったタグの使い方をしてGoogleからペナルティーを受ける可能性があります。
また、ある程度知っていたほうがミスをしてもすぐに修正できますし、応用範囲も広がります。
最初は難しく感じるかと思いますが、手打ちで一からホームページを作らないのであれば、必要となる知識はそれほど多くありません。
※SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと検索エンジン最適化です。
検索結果で上位に表示させるために工夫することを指します。
アクセス数を伸ばすにはSEO対策が必須です。
知っておくべきHTMLタグ
titleタグ
数あるタグの中でもっとも重要度の高いのがtitleタグです。
titleタグはむやみに変更できませんので、慎重に考えて記述する必要があります。
適切な記述方法についてはさまざまな意見がありますが、最低でも以下の3つを抑えておきましょう。
- 対策キーワードをタイトルの最初に入れる
- 文字数は32文字以内に抑える
- キーワードを詰めすぎない(対策キーワードは2~3つ入れるのがベスト)
meta descriptionタグ
meta descriptionは、記事の概要を検索エンジンに伝える役割があります。
訪問者に読みたいと思わせるためにもきちんと設定しておきましょう。
一般的には120~140字がいいと言われています。
strongタグ
strongタグはキーワードを強調させたいときに使うタグで、検索エンジンに「このキーワードは重要です」ということを伝えるために必要です。
似たタグとしてbタグがありますが、bタグは文字を太字にするだけで、strongタグと役割は違います。
strongタグは使いすぎるとペナルティーを受けて圏外に飛ばされる危険性がある(と言われている)ので、多くても5回に留めておきましょう。
hタグ
hタグは見出しに使うタグで、h1~h6の6段階あります。
例えば、一般書籍では第1章、第2章というように章ごとに分かれていますが、ブログでは章にあたるのがhタグです。
数字が小さくなるほど重要度が高く、h1タグは基本、記事内に1回だけ使います。
h2以降は使用回数に制限はありませんが、使い方には注意が必要です。
使用例
正しい使い方
<h1>記事のタイトル</h1>
<h2>大見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>
<h2>大見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>
間違った使い方
<h1>記事のタイトル</h1>
<h3>小見出し</h3>
<h2>大見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>
<h2>大見出し</h2>
見比べるとわかると思いますが、タイトルの下には絶対に大見出しが先に来て、あとに小見出しが来ます。
間違った例では、大見出しと小見出しの順番が逆になっています。
Tableタグ
Tableタグは表を作成する際に使うタグです。
データを比較したいときに、表があればとても便利になります。
SEOの関連書籍ではTableタグは使わない方がいいと書いていることが多いのですが、それほど気にする必要はないと思います。
表を使う場面ではちゃんとTableタグを使うべきですし、別のタグを使って代替する必要はありません。
blockquoteタグ
blockquoteは引用の際に使うタグです。
ほかのサイトから文を引用する際、blockquoteを使わずに記載すると重複コンテンツと判断され、SEO的にもよくないので注意しましょう。
ちなみに、短い文の引用には「qタグ」を使います。
リストタグ(li)
リストタグは箇条書きをする際に使うタグです。
使用例
- HTML
- Javascript
- C
- C+
- CSS
上のリストをHTMLに変換すると以下のようになります。
<ul>
<li>HTML</li>
<li>Javascript</li>
<li>C</li>
<li>C+</li>
<li>CSS</li>
</ul>
番号付きのリストを作りたいときは、ulのところをolにすれば、番号付きリストを作成することができます。
まとめ
今回はSEOの話と合わせてHTMLの基本的な知識を解説してきました。
始めはわからないことが多いと思いますが、3ヶ月、早ければ1ヶ月で慣れてきます。
特にtitleタグとhタグはとても重要な要素なので、この2つは必ず覚えておきましょう。