日本には東北弁や関西弁、博多弁など、地域によって独特の方言があります。
今回は標準語を方言に変換できるサイトを7つ紹介します。
方言に変換できるサイト
もんじろう
もんじろうは方言だけでなく、武士語やルー語、ギャル語にも変換できます。
試しに以下の会話をジョジョ語、ルー語、武士語にそれぞれ変換してみました。
学生A 明日から夏休みだけど、どこ遊びに行く?
学生B ごめん、夏休み中はほとんどバイトだから遊ぶ時間取れない。
学生A そうなんだ…バイトならしょうがないね。
まずはジョジョ語。
学生A 明日から夏休みだけど、URYYYYYYYY!!!どこ遊びに行くんだよォーッ!!?
学生B ごめん、URYYYYYYYY!!!夏休み中はほとんどバイトだから遊ぶ時間取れない。
学生A そうなんだ…ドドドドドドドバイトならしょうがないね。
情緒不安定すぎる。
学生A トゥモローから夏休みいわゆるサマーバケーションバッド、どこ遊びにゴーする?
学生B アイムソーリー!、夏休みいわゆるサマーバケーション中はほとんどバイトだから遊ぶタイム取れない。
学生A そうなんだ…バイトならしょうが ないね。
最後だけそのまま。
学生A 明日から夏休みなれど、いずこ戯れに参上する?フーズバッド?
学生B かたじけない、夏休み中はほとんど時給労働じゃから遊興刻限取れぬ。
学生A さふなんじゃ…時給労働ならしょうが無いね。
「フーズバッド」と「時給労働」で吹いた。
恋する方言変換
恋する方言変換は北海道から沖縄まで35の方言に対応しており、方言(薩摩弁)から標準語に変換することも可能です。
また、アナウンサー言葉やふなっしー語にも変換できます。
よく使われるあいさつを、ふなっしー語に変換すると以下のようになりました。
おはようございます→おはなっしー
おやすみなさい→もやすみー
さようなら→さようなら
おつかれさまです→おつかれさまなっしー♪
さようならだけそのままでした。
大阪弁変換
大阪弁変換は、サイト名通り大阪弁に変換できます。
もんじろうで出した会話例でやってみました。
学生B ごめん、夏休み中はほとんどバイトやから遊ぶ時間取れへん
学生A そうなんだ…バイトならしゃあないね。
多少の修正は必要ですが、違和感はほとんどありません。
文書変換「江戸っ子」
入力した言葉を江戸っ子の言葉に変換してくれます。
この記事の冒頭の文章でやってみました。
今回はつまんねぇコトバ を方言に変換できるサイトを7つ紹介しやす 。
「標準語」が「つまんねぇコトバ」とは…謎ですね。
sweet文章変換♪
変換できる言葉の種類が37もあり、方言以外にも、コギャルや族言葉にも変換できます。
先ほどと同様、この記事の冒頭部分で試してみました。
日本には東北弁や関西弁、博多弁など、地域によって独特の方言があるしぃ~。
今回は標準語を方言に変換できるサイトを7つ紹介するけどぉ。
なんか、それっぽい感じになりました。
日本には東北弁や関西弁、博多弁など、地域によって独特の方言があゃあ。
今回は標準語を方言に変換できるサイトを7つ紹介こきゃあ。
「あゃあ」はなんて発音すればいいのか…。
文字変換なも
文字変換なもは7地域の方言と、顔文字の計8種類の言葉に変換できます。
以下は顔文字を選択して試した結果です。
m(._.)m
こんにちは
ばたん♪Ю―(^O^ )お邪魔しま-す
おはよう
\(o ̄∇ ̄o)
現在はリンク切れのため、使えなくなっています。
方言に翻訳します
庄内弁、大阪弁、津軽弁、北海道弁、岐阜弁の5つに同時変換できました。
恋する方言変換と同様に、簡単なあいさつで試してみました。
庄内弁:どうもありがとうございました
大阪弁:どうもおおきに
津軽弁:何んぼもありがどうござじょいした
北海弁:どうもいや助かった
岐阜弁:どうもありがとうございました
庄内弁と岐阜弁は変化しませんでした。
方言の正確性はどうなのか
正確性(というより使用頻度)はその地域に住んでいないとわかりにくいですが、私は大阪出身なので、方言変換サイトでできる大阪弁に少し違和感を感じます。
「~でまんねん」とか「~でんがな」といった使わない表現が多く、「いやいやこれは無理あるやろ!」と、ツッコみたくなることが結構あります。
まあ同じ大阪の人でも、バリバリ方言を使ったり、ほとんど標準語だったりと個人差があるので、もしかしたら「~でまんねん」や「~でんがな」を使う人がいるかもしれません(多分ね)。
ほかの方言はわかりませんが、おそらく大阪弁同様、正確性は低いと思います。
ただ、「この地域の方言はこんな感じなのか」と、雰囲気をつかむにはいいかもしれません。
津軽弁?ひでえ
興味深い記事、有難うございます!
東京・神戸・福岡に縁の有る者です・・・
各サイトで試してみましたが、殆ど「語尾」が変化するだけで、単語そのものは殆ど変化しないように思われます。
例えば博多では「煩わしい」(関東の若者言葉で言うところの“うざい”)を、「せからしか」と言いますが、これらで変換しても「煩わしか」にしかなりません。
或いは関西では使用されていないと思われる「しょっぱい」ですが、大阪語や京都語に直しても「辛い」とか「塩辛い」には変化しませんでした。
それと、“同じ漢字でも意味が違う” 言葉については“お手上げ”のようです。
例えば九州では標準語で言うところの「片付ける」を、「直す」と言いますが、博多弁で「直す」と入れても、標準語でも「直す」としか出てきません(当たり前か!)
「せからしか」は初耳です。( ..)φメモメモ
九州でも「片付ける」は「直す」なんですね。参考になる情報をありがとうございます!
ほかの地方は分かりませんが、大阪では「しょっぱい」と言う方結構いますよ。個人差はありますけど。
うちん生まれは福岡なんやけんそげな記事ば書いてもらいありがとうごじゃいます。今は東京におるが、、、たまに福岡弁ば話してしまう。自分で気づかんうちに話してしまうちゅうとが少しえずかばい。でもこん記事ば見て、なんか勝手に、周りに合わしぇのうれも良かばいばい、と少し思うた。やけん自分は自分らしゅう生きてみようとも思うた。自分の生まれたちん方言ば使うちゅうとは恥ずかしゅうなんかのうて、誇らしゅう思うて良かばいばいて思うた。こげん記事ば書いていただきありがとうごじゃいます。