クイズ番組などで難読漢字がよく出題されますが「全然読めない!」って漢字が結構ありますよね。

この記事では。都道府県の地名を中心に国名や動物など、5つのカテゴリーで私が難読だと思ったものを全部で70個取り上げました。

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地名(47都道府県)

寿都(北海道)

読み方は「すっつ」です。

稚内(わっかない)や屈斜路(くっしゃろ)、中標津(なかしべつ)など、北海道は難読の地名が多い印象を受けます。

弘前(青森)

これは読める方が多いと思いますが、「ひろさき」です。

ただ、私は最初見たときにそのまま「ひろまえ」と読んでしまいました(汗。

不来方(岩手)

「こずかた」と読みます。

2017年に21世紀枠で春のセンバツに出場した不来方高校が記憶に新しいですね。

安積(福島)

「あさか」と読みます。

私は福島県についてはあまり詳しくはないのですが、安積という地名はなぜか知っていました。

左足(宮城)

「こえだて」と読みます。

普通に「ひだりあし」って読んじゃいそうです。

さすがに「右足」という地名はありませんでした。

無音(山形)

読み方は「よばらず」です。

かなり強引な感じがしますが、難読漢字ってそういうものなんでしょうね。

十文字町鼎(秋田)

「じゅうもんじまちかなえ」と読みます。

「鼎」は「県」と似ていますが、県は「あがた(訓読み)」です。

行方(茨城)

「ゆくえ」ではなく「なめがた」です。

茨城県民か漢字マニアでないとまず読めませんね。

酒々井(千葉)

「しすい」と読みます。

井(い)はわかりますが、酒々で「しす」とは普通読めないですね。

風渡野(埼玉)

普通に読んだら「ふうとの」とか「ふとの」ですが、正解は「ふっとの」

榛名(群馬)

読み方は「はるな」で、重要文化財に指定されている榛名神社があります。

漢字が苦手でも、艦これ好きの方なら読めるのではないでしょうか。

西汗・東汗(栃木)

それぞれ「にしふざかし」「ひがしふざかし」と読みます。

どう見ても「あせ」としか読めませんが、「ふざかし」なんですよね。

追浜(神奈川)

そのまま読むと「おいはま」か「ついはま」ですが、正解は「おっぱま」です。

横須賀市に京浜追浜駅があります。

石神井(東京)

都民の方なら簡単に読めると思いますが、「しゃくじい」です。

私は漢検の本で見て覚えました。

西広門田(山梨)

「かわだ」と読みます。

「田」はいいにしても「西広門」で「かわ」は読めませんね。

揖斐(岐阜)

どちらも見慣れない漢字なので少し難しいですが、読み方は「いび」です。

度会(三重)

「どかい」ではなく「わたらい」が正解。

「度」は訓読みで「わた」と読み、「会」は当て字のようです。

丹羽(愛知)

「たんば」と読みそうになりますが、正解は「にわ」です。

「丹」は訓読みで「に」なので、漢字に詳しい方なら難なく読めるでしょう(確証はない)。

大晦日(静岡)

「おおみそか」ではなく「おおずもり」が正解。

読み方も難しいですが、個人的には「大晦日」という地名があることに驚きました。

ちなみに、京都府には元日町(がんじつちょう)があります。

小浜(福井)

「おはま」ではなく「おばま」が正解。

「おばま」と聞くと、どうしてもオバマ前大統領を思い浮かべてしまいます。

新発田(新潟)

「しばた」と読みます。

そのまま読むと「しんはつた」ですかね。

千曲(長野)

「せんまがり」「せんきょく」「ちまがり」など、いろいろ予想できますが、正解は「ちくま」です。

羽咋(石川)

読み方は「はくい」、「咋」は「昨」と混同しそうになります。

「咋」については情報が少なく詳しくはわかりませんでしたが、単独で使うことはほとんどないようです。

三女子(富山)

「さんじょし」と読みそうになりますが、正解は「さんよし」です。

枚方(大阪)

普通に読むと「まいかた」ですが、正解は「ひらかた」です。

私は大阪の出身なので、枚方は問題なく読めました。

100年以上の歴史がある遊園地「ひらかたパーク(通称ひらパー)」が有名。

先斗町(京都)

読み方は「ぽんとちょう」です。

正確には地名ではないのですが、難読であるのは確かなので取り上げました。

由来はポルトガル語のポントからとのこと。

京終(奈良)

「きょうばて」と読みます。

「終」には「果て」という意味があるので、漢字に詳しい方なら読める…かも。

愛知(滋賀)

「あいち」ではなく「えち」です。

愛知だけど滋賀、なんかややこしいですね。

朝来(和歌山)

「あっそ」と読みます。

地名とまったく関係ないですが、人との会話で「今日こんなことがあったんだよ~」とか言って

「あっそ」とか返されたら地味にショック。

宍粟(兵庫)

読み方は「しそう」です。

Wikipediaによると、もとは「ししさわ」だったのが、どんどん変化して現在の「しそう」になったとのこと。

三次(広島)

「さんじ」と書いて「みよし」と読みます。

邑智(島根)

「おおち」と読みます。

「邑」は「巴(ともえ)」と混合しそうなので、注意しないといけませんね。

三朝(鳥取)

「みあさ」と読みそうですが「みささ」が正解です。

三次と同じように漢字自体は難しくありませんが、読むのは意外に苦戦します。

垰(山口)

広島にもある地名で、「たお」と読みます。

調べてみると、中国地方では「峠(とうげ)」も「たお」と読むそうです。

箕島(岡山)

野球好きの方は「みのしま」と読むと思いますが、岡山の「箕島」は「みしま」と読みます。

久米氏(香川)

普通に読んだら「くめし」ですが、正解は「きみょうじ」です。

祖谷(徳島)

「いや」と読みます。

なんか「いや」と聞くと、否定の「嫌」と変換してしまいそうです。

観光人「これ、なんて読むんですか?」

地元の人「いやです」

観光人「嫌?なんか変なこと言ったかな」

…考えすぎですかね。

二タ又(高知)

「ふたまた」と読みます。

音だけ聞くと「え?二股?」と勘違いしそうです。

二タ又に住んでいる方はどういう気持ちなのでしょう。

今治(愛媛)

読みは「いまばり」です。

Wikipediaによると、人口は県庁所在地である松山市に次いで2番目に多いそうです。

高校野球好きなら、甲子園常連の「今治西」が有名ですから、読める方も多そう。

直方(福岡)

「なおかた」と読みそうですが、正解は「のおがた」

覚えるのはそこまで難しくはないですね。

諫早(長崎)

読みは「いさはや」です。

「早」は読めますが、「諫」はあまり見慣れない漢字なので、読むのは難しいかもしれません。

小城(佐賀)

「こじょう」と読んでしまいそうですが、「おぎ」が正解。

両子(大分)

「ふたご」と読みます。

難読には入れていますが、漢字の意味を考えると読むのは難しくないかも。

段山(熊本)

読み方は「だにやま」、思わず「だんやま」と読んでしまいそうです。

水流迫(宮崎)

「つるざこ」と読みます。

「水流」とつく名字もあるらしく、鹿児島に多いそうです。

指宿(鹿児島)

読み方は「いぶすき」です。

温泉が有名なので、鹿児島に住んでいない方でも読める方は多いと思います。

南風原(沖縄)

「はえばる」と読みます。

普通に読んだら「みなみかぜはら」とか「みなみかざはら」ですかね。

少なくとも「はえばる」とは読めない…

よく考えたら、沖縄も読谷(よみたん)や小禄(おろく)など、難読の地名が多いですね。

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動物

熊啄木鳥

熊の啄木鳥(きつつき)と書いて「くまげら」と読みます。

日本では北海道に多く生息しており、全身が黒いのが特徴。

蜥蜴

読み方は「とかげ」です。

「石竜子」や「蝘蜓(やもりと読むこともある)」とも書きます。

山原水鶏

「ヤンバルクイナ」と読みます。

沖縄の山原(ヤンバル)に生息していたことから命名されたそうです。

確か何年か前に「ヤンバルクイナが飛んだ」という歌がありましたね。

時鳥

「ときどり」ではなく「ほととぎす」です。

ほととぎすは表記の種類がとても多く、「不如帰」「杜鵑」「沓手鳥」「霍公鳥」「子規」などがあります。

珠鶏

「ほろほろちょう」と読みます。

日本ではほとんど見ませんが、フランスではよく食べられているそうです。

冬眠鼠

読み方は「やまね」で、「山鼠」とも書きます。

日本でしか見ることができず、文字通り冬眠する動物です。

天然記念物にも指定されています。

植物・野菜

女郎花

そのまま読むと「じょろうばな」ですが、正解は「おみなえし」

秋の七草のひとつです。

万年青

読み方は「おもと」、ユリ科の多年草です。

烏木毒でも「おもと」と読みます。

山毛欅

読み方は「ぶな」で、ブナ科の落葉高木です。

「椈」や「橅」なども「ぶな」と読みます。

蚊母樹

「いすのき」と読みます。

高さは15~20メートルほどで、杖や机などに使われています。

牛膝

ヒユ科の多年草で、「ごしつ」または「いのこずち」と読みます。

高さは0.5~1メートル

茱萸

「ぐみ」または「しゅゆ」と読みます。

ぐみは「胡頽子」とも書きますが、簡単には読めませんね。

玉蜀黍

おなじみの野菜である「トウモロコシ」です。

今はあまり食べませんが、幼いころはよく食べてました。

漢字1字で「もやし」と読み、「萌やし」と表記することもあります。

「萌」は本来、芽が出るという意味があるのですが、現在は「かわいい」という意味合いで使われることが多いですね。

甘藷

そのまま「かんしょ」と読んでも正解ですが、「さつまいも」とも読みます。

国・都市名

英吉利

「英」でわかった方も多いと思いますが、「イギリス」です。

首都のロンドンは漢字で書くと「倫敦」

桑港

そのまま読むと「くわみなと」ですが、正解は「サンフランシスコ」です。

2文字の漢字で「サンフランシスコ」ってかなり強引な気がするのは私だけでしょうか。

阿蘭陀

読み方は「オランダ」で、「和蘭」とも書きます。

首都のアムステルダムは漢字表記で「安特堤」です。

西班牙

読み方は「スペイン」で、首都のマドリードは「馬徳里」と書きます。

国名の漢字はほとんど当て字なので、読み方を当てるのはかなり難しいですね。

加里保爾尼

最初の「加里保(かりほ)」で予測がつく方もいると思いますが、「カルフォルニア」です。

爾は見慣れない漢字ですが「なんじ」と読みます。

その他

飯匙

読み方は「いいがい」で、しゃもじのことです。

ただ、日常で使うことはあまりないですね。

蜘蛛網

読み方は「いかき」、蜘蛛の巣のことです。

漢字の形から意味はわかると思いますが、読みを答えるのは難しいかも知れません。

一昨々日

「さきおととい」と読み、3日前のことを指します。

同様に、3年前を指す「一昨々年」は「さきおととし」です。

「おかみ」と読み、画数はなんと33画!

ここまでくると書くことすらめんどくさくなります。

まとめ

かなり長くなりましたが、どうだったでしょうか。

記事を書くにあたって、辞書やネットで調べまくりましたが漢字は本当に奥深いですね。

特に、静岡の大晦日が印象強かったです。

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