いつもはブログに関することを書いているのですが、今回は趣向を変えました。
気が向いたときにまたアレンジ記事を書きたいと思います。
桃太郎を現代風にしたら多分こうなる
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいましたが、不仲で別居しました。
ある日、おじいさんは居酒屋に、おばあさんは川の近くでランニングをしていました。
ランニングの途中、川の上流から「親になってください!」と書かれた大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。
しかし、おばあさんの力では桃を持ち上げられないので、自宅にあるクレーン車を使って家まで運ぶことにしました。
持ち帰った桃を割ると、中から赤ちゃんが出てきました。
おばあさんは赤ちゃんを「桃太郎」と名づけましたが、ひとりで子育てするのは大変です。
そこで、おばあさんはおじいさんとよりを戻すことにしました。
「子育て?この年齢では厳しいの~」
そう言っておじいさんは断ろうとしましたが、ただならぬ殺気を感じ、しぶしぶ協力することにしました。
桃太郎は大事に育てられ、なんやかんやあって鬼ヶ島に行くことになりました。
おばあさん「ホントに行ってしまうのかい?せめて就職してから…」
「私のようなDQNネームでは難しいと思います。では、行ってきます」
おばあさん「ちょっと待ちな!近くのコンビニでみたらし団子買ってきたんだ。一回落としたけど3秒以内に拾ったから大丈夫だよ。持っていきな。」
「…きび団子が良かったです」
桃太郎は不満と不安を感じながらも、鬼ヶ島に出発しました。
途中で出会った犬・サル・キジをみたらし団子で誘い、仲間にすることに成功。
鬼ヶ島に到着すると、100体近い鬼が待ち構えていました。
「敵の数が多すぎますね。どうしましょう皆さま」
桃太郎がふと振り向くと、犬・サル・キジがお腹を押さえてうずくまっていました。
「皆さま、どうされました?」
犬「桃太郎さま申し訳ありません。先ほど頂いたみたらし団子でお腹が…」
サル「今動くと、おケツが大惨事に…」
キジ「私も…」
「つまり、私一人で戦うしかないということですね。力勝負じゃ勝てっこないなので”アレ”をやりましょうか」
桃太郎は意を決して鬼に向かって走り出し、突然歌を歌い始めました。
一時期ジャ○アン並みの歌唱力で家を破壊させた経験がある桃太郎でしたが、おじいさんとおばあさんのスパルタ特訓のおかげで誰もがうらやむ美声に成長していたのです。
ボス鬼「感動したぜ…あんたすげぇよ。『鬼の目にも涙』ってのはまさにこのことよ」
鬼達はその歌声に魅了され、戦いを放棄、お礼として桃太郎に宝(現金)を授けました。
桃太郎達は宝を持ち帰り、幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。
まとめ
本当はもう少し長くしたかったのですが、長すぎても読みづらいと思うので、敢えて短めにしました。
それにしても、文章だけで物語を書くって難しいですね。
また思いつき次第、このブログで書いていこうと思います。