WordPressでパーマリンクを設定する際、皆さんはどれにしていますか?
あまり気にしていない方は多いと思いますが、SEOを意識する上でパーマリンクは意外と大事です。
この記事では、パーマリンクの簡単な説明とどれを選ぶべきかを解説していきます。
パーマリンクとは?
パーマリンクはざっくり説明すると、ドメインの後ろにある文字列のことです。
この記事なら、 「https://bloglife.info/wordpress-permalinks」の「wordpress-permalinks」がパーマリンクです。
記事の内容に沿ったキーワードを英数字で毎回設定しています。
パーマリンクの種類
基本
デフォルトでは「https://bloglife.info/?p=123」のように、記号と英数字の組み合わせになっています。
シンプルではありますが、パーマリンクをデフォルトにしているWordPressブログは少ない印象を受けます。
日付と投稿名
例えば、2017年の12月11日に記事を投稿したとすると、URLは「https://bloglife.info/2017/12/11/%postname%」となります。
%postname%は投稿名のことです。
ただ、パーマリンクに日付が入っていると、年月が経つにつれて「この記事結構古いな」と読者に思われてしまう可能性があります。
パーマリンクの日付は記事を更新しても変わらないので、個人的にはおすすめできません。
月と投稿名
この場合は日付だけ表示されません。
先ほどと同様、投稿した時期が分かってしまうパーマリンクは年月が経つと古い印象を与えてしまうので、非推奨です。
数字ベース
数字ベースは文字通り、パーマリンクが数字(記事のID)になっています。
例「https://bloglife.info/archives/12345」
記事ごとにパーマリンクを考えるのが面倒という方におすすめです。
投稿名
大半のブログは投稿名をパーマリンクにしており、当ブログもそれにならっています。
URLに投稿名が入っていると記事の概要が分かりますし、SEOにも(ちょっとだけ)いいとされています。
ただし、パーマリンクは必ず英語(もしくはローマ字)になるようにしましょう。
詳しくは後述しますが、日本語にしてしまうと何かと不便です。
カスタム構造
カスタム構造は自分でパーマリンクの構造を設定することができます。
カスタム構造で使えるのは「%category%(カテゴリー)」や「%postname%(投稿名)」
ほかにも「%year%(年)」「%monthnum%(月)」「%day%(日)」などが利用できます。
パーマリンクはどれを選べばいいのか
私のおすすめは「投稿名」です。
記事の内容がおおよそわかりますし、慣れてしまえば設定にも時間はかかりません。
どうしても面倒に感じる方は、「数字ベース」にするのがいいでしょう。
実際、毎回設定するのが面倒だから数字ベースにしているという方は結構います。
パーマリンクは日本語にしないほうがいい
パーマリンクを日本語にすると、メモ帳などにリンクを貼ったときに非常に長くなってしまいます。
この記事のパーマリンクは「wordpress-permalinks」ですが、これを「ワードプレス-パーマリンク」にすると、リンクを貼ったときに「%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF」と表示されてしまいます。
こんなに長いURLだとクリック率も下がりますし、ユーザビリティーもよくありません。
私はもうひとつのブログで日本語に設定してしまい、今になって後悔しています。
パーマリンクは変更できますが、今までのSEO効果が0になってしまい、アクセスが激減してしまうリスクがあります。
運営して間もないうちはSEOが弱いのでまだいいですが、ある程度年数が経ってアクセスが増えてくると変更しづらくなります。
SEO的にはどれがいいのか
パーマリンクはSEO的にはどれも差はないですが、有効だと言われているのは「https://bloglife.info/%category%/%postname%」のように、カテゴリーと投稿名が入るようなカスタム構造です。
ただ、この設定だとカテゴリーを変えてしまうとURLも変わってしまうので、SEO効果がリセットされてしまいます。
なので、カスタム構造をパーマリンクにする際は、なるべくカテゴリーを変えないようにしましょう。
まとめ
今回の内容をまとめると以下のようになります。
- おすすめは「投稿名」
- いちいち設定するのが面倒なら「数字ベース」
- パーマリンクはなるべく英語かローマ字にする
- SEOにいいとされているのは「カスタム構造」