aramakijake.jp(以下aramakijake)は、月間の検索数を調べることができるwebサービスです。

キーワードプランナーが改悪されてしまってから、代替のツールとして注目されるようになりました。

ただ、精度に関してはさまざまな意見が多く、ツールとして使えるのかがわかりません。

ということで、この記事では検索アナリティクスのデータを使ってaramakijakeの精度を検証してみます。

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検索アナリティクスとは

検索アナリティクスは、表示回数、クリック数、CTR(クリック率)、掲載順位をチェックできる便利ツールです。

今回の検証で注目するのは「表示回数」です。

表示回数は検索結果に自分のブログやサイトが表示された回数を示しています。

検索アナリティクスでもGoogleだけですが、ある程度の検索数は予測可能です。

では、2018年1月1日~1月30日のデータを参考に、aramakijekeの推定数と比較してみます。

検索アナリティクスと比較

まずは「方言 変換」というキーワードで比較してみます。

aramakijakeの使い方は説明するまでもないと思いますが、念のため。

aramakijake 入力窓

aramakijakeのトップページに移動して、任意のキーワードを入力。

あとは「check!」をクリックする、もしくはエンターキーを押すだけです。

話を戻すと、2018年時点で当ブログの記事は4位にランクインしており、検索アナリティクスの表示回数はおよそ1000回でした。

つまり、最低でも月1000回は検索されているということになります(表示回数と検索数が同じだという前提)。

方言変換 推定検索ボリューム

aramakijakeでの推定検索ボリュームは、Yahooが2880回。Googleでは2640回と出ました。

実際の検索数よりも多いですね。

キーワードプランナー

ちなみに、キーワードプランナーでは1000~1万という結果でした。

ホントにざっくりとした結果しか出ませんね。

アクセス数はどうか

aramakijakeでは、検索順位ごとの推定アクセス数も調べることもできます。

検索4位の推定ではGoogleが159、Yahooが174と出ました。

当ブログの場合は、「方言 変換」でのクリック数が1か月間でおよそ100回だったので、月100アクセスはあったということになります。

記事のタイトルやディスクリプションによってクリック数も変わってきますが、数値は比較的近いですね。

ほかのキーワードでもチェック

まだチェック数が少ないので、もう少し調べてみます。

「方言 翻訳」の場合、aramakijakeでの推定検索ボリュームがYahooは576、Googleが528でした。

検索アナリティクスでは月の表示回数が308、クリック数は59

検索順位は2018年2月時点で3位、aramakijakeの推定アクセス数は3位で45(Google)なので、検索数、アクセス数ともに多少の誤差はありますが、悪くはないですね。

キーワードプランナーでは検索ボリュームが100~1000、大ざっぱですが合ってます。

月間検索数が少ないと表示されない

ここまで見るとaramakijakeは結構使えそうですが、検索キーワードによって表示されないことがあります。

私が調べた限りでは、月間検索数が50回未満だと、ほとんどキーワードで「データが見つかりませんでした」と表示されます。

例えば、「キャラ作成サイト」というキーワードは検索アナリティクスで表示回数がおよそ40回。

「ブログ村 メリット」「ブログ リスク」だと月30回は検索されています。

ただ、aramakijakeで調べてみると、すべて「データが見つかりませんでした」と表示されました。

まあ、上記のキーワードは私もほとんど検索しないので、結果が表示されなくてもしょうがないと思います。

月間検索数が多くても表示されないことがある

逆に、月間1000回以上検索されているキーワードでも、たまにデータが表示されないことがあります。

当ブログの場合、1000回以上検索(正確には表示)されたキーワードが11個あり、そのうち3つは結果が表示されませんでした。

なぜかはわかりませんが、どうやらマイナーなキーワードは表示されにくいようです。

マイナーの基準が人によってあいまいなので何とも言えませんが…

まとめ

今回の内容をまとめてみます。

  • aramakijekaは実際の検索数より多く見積もる傾向にある
  • 推定アクセス数は比較的正確
  • 月間検索数が50未満の場合、ほとんどのキーワードで結果が表示されない
  • 検索数が多くても、マイナーなキーワードは表示されにくい

こんな感じですね。

特に、無料で検索ボリュームと推定アクセス数が調べられるというのが結構大きいです。

今回の検証では検索アナリティクスの表示回数と検索回数が同じであるという前提で話を進めてきましたが、厳密には同じではありません。

なので、あくまでも参考程度に留めておきましょう。

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