口調に悩む

ほかの方のブログを拝見していると、さまざまな口調や文体で記事が書かれており、口調によって記事の印象が大きく変わります。

今回の記事では、ブログの口調について少し考えていきます。

ブログの口調の種類

です・ます調

よく使われるのは、やはり「です・ます調」でしょう。

このブログも基本的に「です・ます調」で書いており、今後口調を変えることはないと思います。

ブログに限らず、一般書籍でも「です・ます調」が主流になっています。

ほかの口調に比べて親しみやすく、個人的にはおすすめなのですが、単調になってしまうのがデメリット。

だ・である調

「だ・である調」は権威的な印象を与え、説得力が増します。

その反面、「だ・である調」で書いた文章は堅苦しくなり、読者に圧迫感を与えてしまいます。

医療や法律といった、一般の方があまり読まないジャンルであれば「だ・である調」がおすすめ。

実際、専門的な知識が必要な書籍では「だ・である調」で書かれていることが多いです。

話し口調

話し口調は読者との距離が近くなり、「です・ます調」以上に親しみを持ってもらいやすくなります。

ただ、人によっては軽々しい印象を与えてしまうので、使う際は注意が必要です。

話し口調を使うなら、文章すべてではなく、ところどころに織り交ぜていくのがいいでしょう。

結局どれがいいのか

私個人としては、やはり「です・ます調」が無難だと思います。

多くのブロガーが使っていますし、どの年齢層が読んでも受け入れやすい口調です。

「だ・である調」は前述したように堅苦しい印象を与えてしまいますし、話し口調は使い方によっては、人に不快感を与えてしまう可能性があります。

「~だよね」とか「~じゃない?」といった話し口調だと、少しなれなれしい感じがしていい印象は受けません。

そういう意味で話し口調はおすすめしづらいのですが、どうしても使いたい場合は、「対話形式」で記事を書くのがいいでしょう。

対話形式だと2人以上のキャラクターを用意しなければならないのでやや面倒ですが、WordPressを利用している方は「Speech Bubble」というプラグインを使えば、簡単に対話形式の記事が作成できます。

WordPressを使っていない場合は、CSSを編集しなければならないので手間はかかります。

文章に方言口調を入れてもいいのか?

文章に方言が混じっている記事をたまに見かけますが、少し織り交ぜる程度であればいいと思います。

ただし、文全体を方言にしてしまうと、何を書いているのかわかりにくくなります。

例えば、以下の文章

こないだ、めっちゃ暇やったからネットサーフィンしてたんやけど、ごっついおもろい記事見っけたわ

おもろすぎて腹抱えてわろてしもた!

この文章、関西圏に住んでいる方ならなんとなくわかると思いますが、それ以外の地域の方が見たら「?」となるでしょう。

ちなみに、標準語に直すとこんな感じです。

この間、すごく暇だったのでットサーフィンをしていたのですが、すごく面白い記事を見つけました。

面白すぎてお腹を抱えて笑いました。

上記の文章はあくまでも例なので、実際にバリバリの関西弁で記事を書く人(話す人も)はかなり稀だと思います。

記事ごとに口調を変えるのはあり?

結論から言うと、どの記事も口調はひとつに統一したほうがいいです。

記事ごとに口調が異なっていたら、読者に違和感を感じさせてしまいます。

同様に、複数の口調で記事を書いても違和感がありますし、読みづらい文章になるので、複数の口調で記事を書くのは避けたほうがいいです。

何らかの目的でやっているやっているなら別ですが、そうでない場合は、なるべくひとつの口調で記事を書いていきましょう。

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