Global Rich Listは、年収を入力すると世界でどれくらい裕福なのかがわかるツールです。

この記事では、Global Rich Listの使い方と調べた結果を伝えていきます。

Global Rich Listの使い方

使い方は非常に簡単です。

Global Rich List

「Select location」で通貨を選択します。

ここは当然Japan(YEM)ですね。

「Enter annual net income」に手取りの年収を入力して、あとは「show my results」をクリックするだけです。

試しに手取り年収100万円でやってみます。

Global Rich List 結果

結果は上位17%…あれ?意外に高いですね。

年100万円って月平均8万5000円くらい、日本だと家族はおろか、一人暮らしするのも厳しいでしょう。

右の数値は世界で何番目に裕福なのかを示しています。

つまり、年収100万円だと10億2467万3447番目に裕福ということになりますが、数字が大きすぎてイマイチピンと来ません。

このデータが本当なら世界の人口は109÷0.17で約60億人

検索で調べてみると、世界の人口が2017年時点で76億人らしいので、データは少々古いようです。

Global Rich List 時給

時給は小数点以下四捨五入で521円、世界全体ではいいほうだと思います。

インドネシアでは43円だそうです。

Global Rich List ガーナ

ガーナでは100万円を稼ぐのに55年もかかるそうです。

20歳から働いても100万稼いだ時には75歳、過酷すぎます。

日本とジンバブエの比較

コーラ1本買うのに、日本では7分45秒、ジンバブエでは1時間7分48秒働く必要があります。

日本 パキスタン 比較

100万円あれば、パキスタンで39人の医者が雇えます。

年収15万でも世界の上位50%

ほかの数値で試してみると、年収15万でも世界上位50%に入るという結果が出ました。

15万だったらアルバイトでも2~3ヶ月、サラリーマンならひと月で稼げる金額です。

正直実感がわきませんが、日本は比較的恵まれた国のようです。

ただ、年収15万ではまともに生活できません。

日本で暮らすなら最低でも年200万は必要ですね。

データの信憑性について

このサイトで使用されているデータは世界銀行が調査したものらしく、信憑性は高いとみていいと思います。

ちなみに、世界銀行はwikipediaによると

世界銀行(せかいぎんこう、英語: World Bank, WB)は、各国の中央政府または同政府から債務保証を受けた機関に対し融資を行う国際機関

とのこと。

政治や経済に関心がないと「世界銀行って何だっけ」ってなりますね。

まとめ

サイトはすべて英語なので使いづらく感じると思いますが、難しい単語はないのですぐ慣れると思います。

データが古いというのは否めませんが、参考程度にはなるでしょう。

Global Rich Listでは年収以外に資産でも裕福度が調べられます。

追記:2021年に前回(2017年)同様、年収100万円調べてみたところ、上位17%から20%にダウンしました。裕福な人が増えてきたのか…?

Global Rich listはこちらです。

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