WordPressのプラグインは数が多く、2018年現在で55000個以上あります(プラグインディレクトリで検索するとわかると思います)。

そんなにあったらどれを入れていいか迷うと思うので、今回は場面別におすすめのプラグインを20個紹介します。

用語が結構出てくるので、初心者の方にはわかりにくいかもしれません。

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SEO対策プラグイン

All in One SEO Pack

SEO対策のプラグインといえばやはりAll in One SEO Packでしょう。

WordPressでブログを始めたばかりの人にはピンと来ないと思いますが、アフィリエイトやGoogleアドセンスなどで収益化を考えるならぜひ入れておきたいプラグインです。

このプラグインではメタディスクリプションやタイトルタグなど、SEOに必要な設定ができるだけでなく、Googleアナリティクスのコードを設置したり、XMLサイトマップを生成することもできます。

Google XML Sitemaps

Google XML SitemapsはGoogleクローラー向けのサイトマップを作成してくれるプラグインです。

All in One SEO Packを使わない方におすすめ。

記事作成に便利なプラグイン

TinyMCE Advanced

TinyMCE Advancedはビジュアルエディタの機能を拡張することができるプラグインです。

動画を埋め込んだり表を作成できたりと、記事作成の幅が広がります。

このプラグインは多くの方がおすすめしています。

AddQuicktag

AddQuicktagはよく使うタグを登録することができます。

記事の作成を効率化させるのに最適です。

JP Markdown

JP Markdownはテキストエディタでマークダウンを使えるようにするプラグインです。

マークダウンについてはマークダウンの基本と具体例7選で解説しているのでここでは割愛します。

手作業で行うのが面倒な時に便利なプラグイン

Table of Contents Plus

Table of Contents Plusは記事内に目次を自動で作ってくれるプラグインです。

目次があると記事の概略を簡単に伝えることができます。

私は使用するプラグインをなるべく減らしたいのでTable of Contents Plusは使っていませんが、手動で目次をつくるのが面倒な方にはおすすめです。

TablePress

TablePressはTableタグを使わずに表を作成することができるプラグインです。

表を作るのであればすでに紹介したTinyMCE Advancedでもできますが、装飾して華やかな表を作りたい場合はTablePressがおすすめ。

PS Auto Sitemap

PS Auto Sitemapはサイトマップを簡単に作ることができるプラグインです。

ここでいうサイトマップは、Googleではなく訪問者に向けたサイトマップのことです。

ただ、PS Auto Sitemapは長い間更新されておらず、セキュリティー面でやや不安があります。

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Broken Link Checker

Broken Link CheckerはWordPressのリンク切れをダッシュボードやメールで伝えてくれるプラグインです。

有効化するだけで使えるので特に設定は必要ありません。

BackWPup

BackWPupは自動でバックアップを取ってくれるプラグインです。

バックアップを取っておかないと、何らかの不具合が発生した際にすべてのデータが消えてしまう恐れがあるので、ぜひとも入れておきましょう。

このプラグインは多くの方がおすすめしており、「ワードプレス バックアップ プラグイン」で検索するとBackWPupに関する記事が上位に出てきます。

Google Analytics by MonsterInsights

Google Analytics by MonsterInsightsは、Googleアナリティクスのトラッキングコードを簡単に挿入できるプラグインです。

All in One SEO Packをインストールしている場合は必要ありません。

GoogleAdsenseに役立つプラグイン

Adsense Manager

Adsense Managerは、GoogleAdsenseの広告を記事内に簡単に挿入できるプラグインです。

注意として、使用しているサーバーのバージョンが「PHP7.0.7」だとエラーが出るので、PHP7.0.7を利用している方は一度バージョンを落としておきましょう。

設定が完了すれば、バージョンをPHP7.0.7に戻してもAdsense Managerが使えます。

Adsense plugin wp quads

Adsense plugin wp quadsはAdsenseの広告を記事上・記事中央・記事下・サイバーなどに自動で挿入できるプラグインです。

Adsense Managerもいいのですが、Adsense plugin wp quadsのほうが利便性が高いので個人的にはこちらのほうがおすすめ。

プラグイン名に「Adsense」とついていますが、アフィリエイト広告でもOKです。

セキュリティー対策に有効なプラグイン

Akismet

Akismetはコメントスパムを防いでくれるプラグインです。

WordPressのインストール時にデフォルトで入っているので、有効化するだけでOKです。

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Pluginはプラグインひとつで以下の11個のセキュリティーを行なえます。

  • ログイン履歴の確認
  • 管理ページアクセス制限
  • ログインページの変更
  • 画像認証の導入
  • ログイン詳細エラーメッセージの無効化
  • ログインロック
  • ログインアラート
  • フェールワンス
  • XMLRPC防御
  • 更新通知
  • WAFチューニングサポート

難しい設定はまったくないので、WordPressでセキュリティ対策するならもっともおすすめのプラグインです。

Edit Author Slug

Edit Author SlugはユーザーIDを見えなくしてセキュリティーを高めるプラグインです。

SiteGuard WP Pluginと合わせて利用すれば、不正ログインを防ぐ効果をより高めることができます。

こちらも難しい設定は必要ありません。

高速化に最適なプラグイン

W3 Total Cache

W3 Total Cacheはサイトの高速化にもっともおすすめのプラグインです。

設定が少々面倒ですが、表示速度はこれだけでもだいぶ早くなります。

ただ、プラグインやテーマによって上手く作動しないことがあるのでインストールの際は相性をチェックしておきましょう。

調べたところ、無料テーマのSimplicityとW3 Total Cacheは相性が良くないようです。

EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizerは画質を落とさずに画像を圧縮してくれるプラグインです。

画像は視覚に直接訴えかけることができるのが便利な反面、容量が大きくなるのがネックになります。

なので、記事を書く際に画像をよく使う人にはおすすめ。

BJ Lazy Load

BJ Lazy Loadはサイトをスクロールする際に、画像の読み込みを遅くして高速化させることができます。

EWWW Image Optimizer同様、画像をよく使う方におすすめです。

プラグインをインストールする際の注意点

入れ過ぎないようにする

プラグインは便利な機能が多いですが、入れ過ぎるとサイトが重くなって表示が遅くなる原因にもなります。

人によって基準は異なりますが、私はプラグインの数を15個以内に抑えるようにしています。

また、プラグインの相性によってはサイトに不具合が生じることもあるので注意が必要です。

私は一度このブログでW3 Total Cacheをインストールしたものの、設定が悪かったのかプラグインの相性かは不明ですが、翌日にログインできなくなったことがあります(FTPソフトでプラグインを削除したらログインできました)。

プラグインの数をなるべく減らしたい方は、P3 (Plugin Performance Profiler)というプラグインを使うと便利です。

P3 (Plugin Performance Profiler)はどのプラグインがサイトに負荷をかけているのかを確認することができるので、チェックしながらプラグインの選別を行っていきましょう。

長い期間更新されていないプラグインはインストールしない

プラグインは日々更新されていますが、中には1年以上更新されていないものもあります。

長い期間更新されていないプラグインはセキュリティーが脆弱になっているので、なるべく入れないようにしましょう。

最低限入れておきたいプラグイン

この記事ではP3 (Plugin Performance Profiler)も含め20個のプラグインを紹介していますが、全部インストールすると確実にサイトが重くなります。

今回紹介したプラグインで最低限入れておきたいのは以下の4つです。

  1. Akismet
  2. Edit Author Slug
  3. All in One SEO Pack
  4. Broken Link Checker

Akismetは前述したようにデフォルトで入っているのでインストールの必要はありません。

あとはこの記事を参考に自サイトの運営方針に合わせて「これは必要だな」と思った時にプラグインをインストールすればOKです。

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