私は右も使うので完全な左利きではありませんが、大半は左を使います。
今回は左利きのあるあるをいくつか挙げていきたいと思います。
左利きあるある
駅の改札が通りづらい
私は電車をよく使うので、右でしか通せない駅の改札は億劫になります。
切符を入れるときはすんなり右でいけるのですが、取るときはつい左手が出てしまいます。
左利きの改札があればいいのですが、そうなると今度は右利きが不便になってしまうのが悩ましい。
習字が書きにくい
左利きでもっとも不便に感じる場面はやはりこれでしょう。
習字は左利きでも右で書かないといけないので、結構苦戦しました(最近は左で書いてももOKらしい)。
何度も書いていると太筆は右でも書けるようになったのですが、細筆は左でないと上手くいきませんでした。
なので、結局細筆は左を使いました。
「とめ」「はね」「はらい」が上手くできない
右利きが多いからか、文字自体も右が有利な構造になっています。
そのため、右利きにとってはなんともない「とめ」「はね」「はらい」が左ではかなり難しい…
自動販売機でお金が入れづらい
お金の入れ口とおつりの受取口はどちらも右にあるので、お金が入れづらいです。
ドアノブが回しにくい
ドアノブは右回り(時計回り)なので、左だとすごく回しにくい。
鍵も基本右回りなので左利きは不便です。
エレベーターのボタンが押しづらい
基本右についているので押しづらいです。
左についているエレベーターもあるそうですが、私は見たことがありません。
カメラのボタンが押しにくい
私はデジカメしか使ったことがないですが、ボタンは右にあるのでちょっと押しにくいです。
昔は左利き用のカメラもあったそうですが、今はほとんどないそうな。
ビデオカメラは使ったことがないですが、ほとんど右利き用ですから持ちにくいでしょうね。
ハサミが使いづらい
日常生活でハサミはよく使いますが、右利き用に出来ているので左利きは不便です。
私が幼かったときは家に右利き用しかなかったので、右で使わざるを得ませんでした。
今は右にもう慣れたので、逆に左利き用のハサミを買っても使いこなせないと思います。
「左利きなんだ~」とよく言われる
文字を書いたときに、高い割合で「あっ!左利きなんですね~」と言われます。
コミュニケーションが苦手な私は「はい、そうです」ぐらいしか返せませんでした。
言われることは嫌ではありませんが、左を使うときに「また訊かれるのかな~」と変に意識してしまいます。
ただ、同じ左利きの方に言われたら親近感が涌きますし、「左利きでよかったな」と思ったりすることもあります。
蛇口がひねりにくい
蛇口は右回り(時計回り)で緩み、左回りで締まるので、左では力を入れにくいです。
なので、私はいつも右で回してます。
調べてみると、右利きの方でも左を使うことがあるようです。
文字を書いたときに手が汚れやすい
小学生の時、鉛筆の芯でよく手を汚した記憶があります。
左だとどうしても手が擦れるので汚れやすいんですよね。
縦書きのノートなら汚れることがないので、左利きが有利。
リング付きのノートが使いづらい
これは右利きも共通ですが、一応あるあるに挙げました。
リングが当たって書きづらいので今はもう使っていません。
ペットボトルのフタが開けにくい
ペットボトルのフタを開ける際、左だと力が入れにくいです。
ただ、左のほうがやりやすいという方もいるので、多少の個人差はあるようです。
左利き用の道具が少ない
ハサミやカッターなどの日用品はほとんどが右利き用で、左利きの道具はかなり少ないです。
日用品以外でも、ギターやグローブなんかも左利き用は数が限定されているので、好きなデザインが選べないというデメリットがあります。
調理で使うお玉
これも左利きにとっては難敵です。
先がとがっているものは尚更。
右利きが左隣にいたときに手や肘が当たりやすい
相手が右利きで左隣の席にいた場合、間隔が狭いと手や肘が当たりやすいので結構気を使います。
一番左に座れば問題ないですが、空いていないときは席探しが大変です。
野球で有利(打撃)
左打席の場合、打席から一塁までの距離が短くなるので、内野安打が狙いやすくなります。
まあ、そもそも打てないと意味ないですが…
守備は外野以外は守りにくいので、全体的にデメリットのほうが多いですね。
野球に限らず、スポーツ全般で左利きは有利だと言われています。
知的に見られやすい
眼鏡をかけている人が知的に見えるのと同じで、左利きも「器用」とか「知的」というようなイメージがついています。
私は一度だけ「左利きは器用だよね」と言われたことがありますが、実際はそこまで器用ではないです。
勉強に関しては数学しかできませんでした。
ちなみに、利き手は左・右に関係なく、脳の活動はほとんど同じだそうです。
つまり、左利きだから器用とか知的だとは限らない。
急須が使いづらい
あれを左で使えというほうが無理ある気がします。
左利き用もあるそうですが、やはり数は少ない。
握手するときに左手が出る
人と握手する機会は少ないですが、やはり左手が出てしまいます。
でも、利き手なんだからしょうがない。
相手が左利きなら問題ないですが
パソコンのマウス
デスクトップ型のパソコンはマウスが右にあるので、左利きは若干不便。
ノートパソコンのタッチパッドも右利き用に出来ていますが、左利き用に変更ができます。
私は右に慣れてしまったので、そのままにしています。
定規で線を引くときに不便
一般的な定規は左の目盛りが0なので、左利きにとっては若干不便。
例えば、15センチの定規で5センチの線を引くとき、普通は0から線を引きますが、左利きは15から線を引いたほうがスムーズにいけます。
左利きを見つけると親近感が湧く
同じ左利きを見つけると、なぜか妙な親近感が湧きます。
やはり仲間がいるとそういう感情が芽生えるのでしょうね。
左利きであることを誇りに思う
左利きは全体の10%と言われており、右利きより圧倒的に少ないです。
そのため、「俺(私)は10%に入ってるんだ」と少しだけ誇りに思います(個人差はあるでしょうが)。
私の場合、10歳ぐらいのときに左利きの割合を知って「左利きでよかった」と思いました(笑)。
右もよく使う
ほとんどのものが右利き用に出来ているので、必然的に右を使う羽目になります。
また、親から矯正させられて「お箸は右」とか「文字は右でも書ける」というパターンも珍しくはありません。
左利きは矯正すべきか?
左利きの子どもがいる親御さんは悩むかもしれませんが、個人的には矯正はしないほうがいいと思います。
私は小学生ぐらいの頃に、家族で自分だけ左利きだったことに違和感を感じて利き手を変えようとしました。
ただ、結局右変えたのはお箸だけで、今は左に戻しました。
昔は矯正させるのが普通だったそうですが、無理に利き手を変えるのはストレスが溜まるので、精神的によくありません。
私自身、親からは「矯正しろ」とは一度も言われませんでした。
むしろ、自分で利き手を変えようとして心配されました。
左利きのメリットは?
正直あまりないですが、強いて挙げるなら、右も使えるようになることですね。
文字を書くときは左ですが、ハサミは完全に右ですし、お箸は両方使えます(基本は左)。
全部左で使う人を探すほうが難しいでしょう。
行儀は悪いですが、左手で文字を書きながら右手でご飯を食べるなんてこともできるので、意外に便利です。