情報商材というと、「怪しい」というイメージを持たれている方は多いと思います。
この記事では、私の経験をもとに、情報商材が詐欺かどうかについて触れていきます。
過去に購入した情報商材もいくつか紹介していますので、購入したことがない方は参考にしてみてください。
情報商材とは
情報商材はノウハウをPDFや音声ファイルなどで販売されており、高額なのが特徴です。
安くても1~2万円、高いものだと10万円以上することもあります。
また、情報商材は購入するまで中身を確認できないので、高いお金だけ払わせて、まったく役に立たないマニュアルを提供しているインフォプレナー(販売者)もいます
というかこのパターンが大半かも…
情報商材は詐欺なのか
これは判断が難しいところですが、アフィリエイトやせどりなどのネットビジネス系の商材は詐欺まがいのものが多いです。
「インフォトップ(情報商材を扱う大手のASP)は審査が厳しいから信用できる」という方もいますが、私はどこのASPも大差ないと思います。
まあ、マイナーなASPよりは知名度の高いところを利用したほうがいいでしょうが、詐欺に遭わない保証はありません。
ちなみに、私は商材の怪しさを判断する指標として、「評判」と同時に「販売年数」も重視しています。
詐欺商材はすぐに販売が終わりますが、人気の高いものは5年以上販売されています。
目安としては3年、それより短い場合は購入を見送ったほうがいいでしょう。
私が過去に購入した情報商材
ネットビジネス大百科
ネットビジネス大百科は私が一番最初に購入した情報商材で、ほとんど音声ファイル(mp3)です。
販売されたのが2007年からで、11年経った今もなお売れ続けています。
ただ、販売から結構年数が経っているので、ノウハウが古いというのは否めません。
内容は明かせませんが、これは情報販売者向けの商材です。
アフィリエイトやGoogleAdSenseなどで稼ぎたい方には向きません。
情報商材としては珍しく、1年間の全額返品保障を設けています。
私が購入したとき(2015年)は確か9800円でしたが、今は1万円に値上げされたようです。
アンリミテッド・アフィリエイト(通称アンリミ)
この商材は情報商材アフィリエイトで稼ぐノウハウが詰め込まれていますが、やることが多すぎて私には無理でした。
やろうと思えばできたでしょうが、忍耐力がないと実践してもすぐ挫折すると思います。
なんせ、本編だけで700ページ以上ありますし、補足マニュアルを含めると1000ページを超えます。
動画マニュアルもついているので、全部見るだけでも大変です。
情報商材の中では結構有名なので、アフィリエイト経験者は知っている方も多いと思います。
風花初芽
風花初芽は物販アフィリエイト教材です。
物販アフィリエイトは、ダイエット商品や美容品などをブログで販売するアフィリエイト手法で、女性に向いています。
Amazonや楽天の商品を売るのも、広義では物販アフィリエイトに入りますね。
先ほどのアンリミに比べるとマイナーな商材ですが、作業量は少ないので、すぐ挫折することはないでしょう。
値段もアンリミが24800円に対し、風花初芽は9800円と比較的安価です。
ただ、個人的に気になったのは、風花初芽ではSEO対策についてあまり書かれていません。
ブログ集客でSEO対策はとても重要なので、この部分が抜けているのはかなり致命的です。
スリーミニッツキャッシュ
スリーミニッツキャッシュは、ブックメーカーアービトラージで稼ぐノウハウが書かれています。
ブックメーカーは簡単に言うと、オンライン上のスポーツ賭けです。
アービトラージは「両賭け」のことで、理屈では賭けの勝ち負けに関係なく利益を出せる仕組みになっています。
ただ、実践するとなるとある程度の資金が必要になりますし、毎日アービトラージが発生するわけではないので、継続的に稼ぐのは難しいかも知れません。
気になる違法性ですが、ブックメーカーは胴元が海外にあるので違法ではありませんが、完全な合法とも言えないので今のところはグレーゾーンです。
現在は販売が終了しているので、購入することはできません。
このほかにも、トレンドアフィリエイトや、コピーライティングの教材なども購入しました。
すべて合わせると、約40万円は使ったと思います(ツールも合わせると45万以上)。
18歳から2年間コツコツ貯めていた貯金も、2015年当時100万近くありましたが、商材に使いすぎておよそ20万まで減りました。
レビューブログは参考になるか?
情報商材のレビューは、教材の概要を知りたいときは参考になりますが、再現性があるかどうかはレビューだけでは判断できません。
人によって得意不得意がありますから、評判がよくても「自分には合わない」なんてこともあります。
商材名で検索すればレビューしているブログはいくらでも出てくるので、気になるものがあったら一度評判を確認しておくことをおすすめします。
商材はひとつで十分
私は2015~2016年の間に8つの情報商材を購入しましたが、今振り返ると、「これ、要らなかったな~」と思うことが結構あります。
正直、8つもできるわけないんですよ、時間的にも精神的にも。
少し考えればわかることですが、当時の私は考慮していませんでした。
俗に言う「若気の至り」ってやつです…多分。
あと、情報商材をいくつも買っていると、金銭感覚がマヒしてきます(笑)。
1万円の商材も安く思えてしまうんです。
ここまでくるとかなりヤバいです。
さすがに、貯金が20万まで減ったときは「これ以上の出費は無理!」と自然にセーブがかかりましたが、下手したらすべて使いきっていたかもしれません。
なので、情報商材を購入する際は「最大○個まで」と数を制限したほうがいいです。
購入する際は覚悟を決めよう
表現は大げさかもしれませんが、商材を購入する際はある程度「覚悟」を決めなければいけません。
「この教材で絶対稼いでやる!」と心から思うのであれば、買ってみてもいいと思います(ただし自己責任で)。
しかし、私のように生半可な気持ちで買うと、やらずに終わってしまうでしょう。
私は情報商材を買ったことを後悔していませんが、「お金を使いすぎた」という気持ちは今もあります。
管理人、それを後悔と言うんです。
まとめ
今回は私の黒歴史を長く綴ってきましたが、ひとことでまとめると、「情報商材は詐欺が多いが健全なものもちゃんとある」ということです。
情報商材は例えると自転車の補助輪のようなもの、結果を出せるかどうかは自分の力量に委ねられています。
もし、自分に自信が持てないときは、本で勉強するところから始めてみましょう。