賢威は2007年から販売されているテンプレートで、10年以上経った現在も進化し続けています。
当ブログでも開設当初から使っており、テンプレートはWordPress版とHTML版の2種類あります。
この記事では、初心者の方でも分かるよう、SEOの説明も含めて、賢威の評判や特徴について書いていきます。
賢威の評判
賢威を推奨している方は非常に多く、その最大の理由は「SEOに特化している」ことにあります。
ちなみに、SEOとは自分の記事を検索結果の上位に表示させるテクニックのことで、検索エンジン最適化ともいいます。
名の知れた有名人なら、何もしなくても大量のアクセスが集まりますが、無名の一般人はそうはいきません。
なので、ブログでアクセスを集めるためにはSEO対策が必要不可欠なのです(SNSで集客する方法もありますが、基本的にはSEO)。
私も記事を書くときはちゃんとSEO対策してますよ。だって一般人だもの。
で、そのSEOに有効と言われているのが、このテンプレート賢威です。
どう有効なのかはこれから見ていきます。
賢威の特徴
内部SEO対策がバッチリ出来ている
また難しい用語が出てきましたが、ざっくり説明すると、内部SEOはGoogleに記事の情報を適切に伝え、ブログの評価を上げるための手段、いったところです。
「なぜここGoogleが出てくるの?」と疑問に思った方もいると思うので、一応補足しておくと、検索結果を決めているのは実はGoogleです。
詳細はGoogleしか知りません。ですが、内部SEOは検索結果に影響を与える一つの要素であることは確かです。
具体的な対策方法は書くと長くなってしまうので割愛しますが、賢威は『内部SEO対策に必要なものが一通り揃っているツール』と考えてもらって構いません。
最新版が無料で使える
賢威はテンプレートのバージョンアップ版を無料で使うことができ、一度買ってしまえばそれ以上のお金はかかりません。
2020年現在、賢威はバージョン8まで出ており、月日が経てばまた新しいバージョンがリリースされるでしょう。
持っていない方にはピンと来ないと思いますが、長く使っていると「あっ、このテンプレート賢威じゃん!」っとすぐにわかります(わかったところでなんの得もありませんが……)。
SEOのマニュアルがついている
マニュアルはPDF形式でダウンロードでき、およそ200ページあります。
一般書籍1冊と同じくらいのボリュームですね。
活字が苦手な方には抵抗があるかもしれませんが、図を使った解説も掲載されているので、読むのは苦にはならないと思います。
マニュアルで得られる情報はネットや一般書籍ではなかなか手に入らないものばかりです。
内容は具体的に書くと著作権に引っかかるので、概要だけ記します。
- SEO対策をする前にやっておくべきこと
- 新規ブログでも上位表示できる理由
- 検索エンジンに評価されるブログ運営法
- 有効な被リンクと逆効果の被リンク
- タグの基本的な使い方
このマニュアルをすべて読み切れば、SEOの基本は完全に身につきます。
ちなみに、賢威のSEOマニュアルはテンプレートと同様にバージョンアップします。
なので、今まで有効だったノウハウが使えなくなるという心配はありません。
賢威の便利機能
当ブログで使っている賢威7の機能を紹介します。
WordPressを使っていない方はちんぷんかんぷんだと思いますが、「いろんな機能があるんだね~」と軽いノリで見てもらえれば幸いです。
人気記事の表示
PCなら右サイドバー、スマホなら記事の下に人気記事が表示されていると思いますが、これは賢威の機能を使っています。
期間も指定することができ、このブログでは1ヶ月分のpvランキングが表示されています。
WordPressなら「WordPress Popular Posts」というプラグインを使えばできますが、プラグインに頼りすぎるとブログが重くなりますし、プラグインの相性によっては不具合が生じる可能性もあります。
関連記事の表示
賢威7では記事の編集画面に関連記事の設定機能がついており、カテゴリーかタグにチェックを入れると表示されます。
関連記事があるとユーザーの興味を惹くことができ、滞在時間を延ばす効果があります。
目次の自動生成
WordPressで目次を表示させるプラグインとしては「Table of Contents Plus」が有名ですが、すべての記事に目次がついてしまうのがネックです。
文字数の少ない記事とかは目次は必要ないですからね。
賢威の目次生成機能は記事ごとに設定できるので、「この記事は目次いらないな」と思ったらすぐに非表示にすることができます。
キャラクター設定
キャラ登録をすると、下のようにキャラ同士で会話させることができます。
吹き出しの形や色も自由に設定できるよ!
このブログで使用する機会はあんまりないけどね。
…
Googleアナリティクスの解析コードを簡単に挿入できる
自分のブログにGoogleアナリティクスを設置する際、一般的なのはアナリティクスのトラッキングコードを取得し、HTMLの</head>
の前に貼り付けるという方法です。
それほど面倒な作業ではありませんが、テーマの編集をしなければならないので、ブログ経験が浅い方にとっては難しく感じるかもしれません。
賢威はバージョン7から、管理画面でトラッキングコードを挿入できるようになり、アナリティクスの設置がとても簡単になりました。
SEOの効果は?
先に結論を言うと、テンプレートを賢威にしたからといって、勝手に検索順位が上がるといった都合のいいことは起こりません。そこは誤解しないように。
ただ、前述した内部SEOは賢威が群を抜いているので、多少のアドバンテージはあります。
また、Googleは2018年にページの読み込み速度を検索結果の評価に入れる『スピードアップデート』を開始しました。
賢威はバージョンが7になって新しい機能が多数追加され、WordPressでプラグインを使わずともできることが増えました。
SEO対策に必須と言われる「All in One SEO Pack」も賢威では不要です。
プラグインを減らせば表示速度も速くなりますから、SEOの観点から見ても賢威を使うことは大きなメリットがあります。
賢威の値段
これは気になる方も多いと思いますが、価格は24800円(税抜き)です。
「たかだかテンプレートでそんなに高いの!?」と思われる方も多いでしょう。実際、私もそうでした。
そんな私が賢威の購入に踏み切った理由としては「SEOを独学で学ぶには時間がかかりすぎるから」です。
SEOの知識は学校の勉強と同じで一長一短で身につくものではありません。とにかく時間がかかります。
むしろ、独学で間違った知識を入れてしまうと、検索順位を上げるどころか、ドツボにはまって、抜け出せなくなるなんてことになりかねません。
それならば、最初からプロのノウハウを学んだ方が有意義だと思うのです。要は時間を取るかお金を取るかですね。
まとめ
今回は賢威の魅力に触れてきましたが、購入するかどうかはあなたにおまかせします。
賢威はデザインがシンプル過ぎるのが個人的に気になりますが、評価は人それぞれなのでこれ以上は言及しません。
わからないことは検索エンジンや購入者限定のサポートフォーラムを利用すればたいていは解決するので、使い方で困ることはないでしょう。