検索で自分のブログが上位に入ると、クリック率も上がり、より多くの人に見てもらえます。

そこで私が気になったのが、検索順位でどれくらいクリック率がどれくらい変わるかということでした。

ということで、この記事で検証してみます。

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調査方法

検索順位とクリック率の調査には検索アナリティクスを使いました。

検索アナリティクス

検索アナリティクスでは、「クリック数」「表示回数」「CTR(クリック率)」「掲載順位」の4つを確認することができます。

掲載順位と実際の順位は多少違いますが、ここでは考慮しません。

データは過去90日分まで見ることができ、CSV形式でダウンロードすることも可能です。

調査結果

順位 クリック率
1~1.9 47.20%
2~2.9 24.46%
3~3.9 16.26%
4~4.9 12.88%
5~5.9 7.50%
6~6.9 5.64%
7~7.9 3.42%
8~8.9 3.56%
9~9.9 3.52%
10~10.9 3.40%

上の表は2017年の11月20日~2018年1月8日のデータを参考に作りました。

4位まではクリック率がなんとか10%を超えていますが、5位になったとたんにガクンと落ちています。

7位になると3%台にまで下がりました。

意外にも、8位が7位よりも若干クリック率が高くなっています。

2ページ目はどうなのか

2ページ目(11~20位)も調べようと思いましたが、当ブログではデータが少なすぎたので、2017年にInternet Marketing Ninjasが出したデータを見てみます。

順位 クリック率
11 1.46%
12 1.80%
13 1.42%
14 1.23%
15 1.43%
16 1.42%
17 1.29%
18 1.05%
19 1.75%
20 1.26%

2ページ目となると、すべて1%台です。

確かに、調べ物をする際にわざわざ2ページ目にいくことはあまりないですから、これは納得の数字ですね。

クリック率を上げるには

記事のタイトルを工夫する

検索で1位になれなくても、記事のタイトルでインパクトを与えることができれば、クリック率の向上が期待できます。

クリック率されやすいタイトルのつけ方として、以下の3つがあります。

  • タイトルに対策キーワードと数字を入れる
  • 文字数を28~32文字以内に抑える
  • 記事の内容が分かるようにする

ほかにもたくさんありますが、これ以上は触れません。

検索順位で5位以内に入る

いくらタイトルが良くても、検索順位が低すぎてはクリックされません。

理想は5位以内、悪くても10位までには入っておきたいですね。

クリック率を上げるためにも、キーワード選定や競合率のチェックなど、最低限のSEO対策はしておきましょう。

詳しくはキーワード選定のコツを解説!上位表示させるなら対策必須を参考にしてみてください。

メタディスクリプションの設定をする

メタディスクリプションとは、記事の説明文のことで、タイトルの下に表示されます。

ディスクリプション

メタディスクリプションは検索順位に影響しませんが、設定をするとしないとではクリック率に大きな違いが出ます。

「いいタイトルが思いつかない!」という場合は、メタディスクリプションに力を入れてみましょう。

まとめ

今回の検証でわかったことをまとめると以下のようになります。

  • 検索1位のクリック率は約47%
  • 5位以下になると10%未満
  • 2ページ目のクリック率はおよそ1%

もちろん、これは個人差があるので、タイトルのつけ方が上手い人はもっと高いクリック率をたたき出すでしょう。

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