3つ数える

アクセスアップのためにトラフィックエクスチェンジを使っている方は多いと思いますが、大きなデメリットがあるので、実際に行う際には注意が必要です。

この記事では、トラフィックエクスチェンジの簡単な説明と効果について解説していきます。

まだトラフィックエクスチェンジを使ったことがないという方も参考にしてみてください。

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トラフィックエクスチェンジとは

まずトラフィックエクスチェンジとは、ひとことで言うと、自分のサイト(ブログ)を見せ合うことです。

白熊やオレンジトラフィックなどのトラフィックエクスチェンジに自分のブログを登録するだけで始めることができ、あとは放置していても勝手にアクセスが集まります。

登録は基本無料で、1PVあたり1ポイント貯めることができます。

貯めたポイントは換金することができ、アクセスアップとお小遣い稼ぎが同時に行えます。

ただ、トラフィックエクスチェンジは1ポイントあたりの単価が0.001円ほどしかないので、月に10000PV集めても10円しか稼げません。

月に10円はお小遣いにもなりませんね。

では、次にトラフィックエクスチェンジのリスクを挙げていきます。

トラフィックエクスチェンジのリスク

アカウント停止

第一のリスクは、ASPやブログサービス(特にアメブロ)のアカウント停止です。

当然ですが、トラフィックエクスチェンジのように意図的にアクセスを集める行為はほとんどのASPが禁止しており、最悪アカウントが消される可能性があります。

検索エンジンで調べてみると、ASPではありませんが、アメブロのアカウントが削除されたり、削除までいかなくても、アメブロのランキングに参加できなくなったりケースが数多くありました。

トラフィックエクスチェンジはサーバーに負担がかかりますから、運営側としては単なる迷惑行為に過ぎません。

ウイルス感染

トラフィックエクスチェンジでは、ウイルス感染しているサイトもまじっていることがあり、自分のPCにウイルス感染のリスクを伴います。

実際に行う際は、アバストやEsetなどのウイルス対策ソフトをインストールしておきましょう。

安全性を高めるなら有料版がいいですが、無料版でも十分にセキュリティー対策が行えます。

SEOに悪影響を及ぼす

トラフィックエクスチェンジでアクセスアップすると、Googleの評価が上がってSEO対策になると言っている方がいますが、これは大きな間違いです。

もし、トラフィックエクスチェンジにSEO効果があったとしたら、質の低い記事、つまりユーザーに役に立たない記事でも上位表示できてしまいます。

役に立たない記事ばかりが上位に入っていたら、当然、Googleの利用者が減ってしまいます。

そんな事態はGoogleとしても避けたいですから、パンダアップデート(良質な記事だけを上位表示させるアルゴリズム)で質の低い記事の検索順位を下げます。

つまり、トラフィックエクスチェンジはSEO効果があるどころか、ペナルティーを受けて検索順位を大幅に下げる原因になります。

「ページランクが上がる」という情報もありましたが、ページランクはもう見れなくなっているので、本当かどうかはGoogleしか知りようがありません。

まあ何にせよ、本当に効果のあるSEO対策は、いわずもがな読者の役に立つ良質な記事を書くことです。

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トラフィックエクスチェンジをしてもブログはほとんど見られていない

トラフィックエクスチェンジには自動サーフと手動サーフの2種類あり、自動サーフは何もしなくても一定の時間(10~15秒程度)を過ぎると自動でブログの表示が切り替わります。

自動サーフを使っている人の大半はポイントやアクセスアップが目的なので、PCの画面上には表示されていても、実際には見られていません。

手動サーフは自分で表示を切り替える必要があるので、自動サーフよりは見てもらえる可能性は高いですが、コンテンツを作り込まないとすぐに切り替えられてしまいます。

どちらにせよ、トラフィックエクスチェンジでは、アクセス解析で数字は増えていても、実際に見てくれたのはおそらく全体の10%にも満たないと思います。

要はまやかしの数字、もはや無意味と言わざるを得ません。

まとめ

トラフィックエクスチェンジは”アクセスを集めるだけ”にやるのならいくらでもやっていいと思いますが、アドセンスやアフィリエイトの広告を貼っている方はやめたほうが無難です。

どうしてもやりたい場合は、メインブログとは別に、削除されても問題ないようにサブのブログを作っておきましょう。

トラフィックエクスチェンジ以外でアクセスを集めるなら、SNSを利用してバズを狙うのもありですが、地道にSEO対策をして、Googleからの評価を上げるほうが個人的にはいいと思います。

時間はかかりますが、経験を積み重ねてより良いコンテンツを作り上げていきましょう。

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