SEO対策にはさまざまなノウハウがありますが、なかには本当か怪しいものもあります。
この記事では有効か疑わしいSEO対策を10個選んでみました。
SEO対策の真偽
strongタグを多用してはいけない
これは本当かどうかいささか怪しいですね。
私はほかの方のブログを毎日拝見しているのですが、strongタグを80個以上使っているにもかかわらず、1ページ目に表示されている記事がありました。
キーワードの競合率が低かったとか、記事にオリジナリティーがあったなどの要因はあると思いますが、strongタグの多用がダメなら検索圏外に飛ばされているはずです。
「なんでstrongタグを80個以上使っているのがわかるの?」となる方もいると思うので、ソースコードを見る方法を紹介しておきます。
まずPCの場合、記事を右クリックして「ページのソースを表示」を選択すれば、ソースコードを見ることができます。
スマホはURLの先頭にview-source:を追加するだけです。
たまに、コピペ防止のために右クリックできないようにしているブログもあるので、注意しましょう。
読み込み時間が長いブログはSEOに不利
結論から言うと、表示速度とSEOに直接的な関係はないです。
pagespeed Insightsで上位表示されているサイトを調べてみると、表示速度の評価がPoor(悪い)となっているサイトが数多くありました。
ただ、快適にページを見てもらうことを考慮すると、表示速度は速いほうがいいです。
ブログの表示速度が遅いと、読者が待ち切れずにブラウザを閉じてしまい、せっかくの訪問者を逃がしてしまう可能性があります。
ページの高速化についてはWordPressを高速化される方法8つとスピード測定ツールを参考にしてみてください。
キーワード出現率が高いとペナルティーを受ける
キーワードの詰め込みは確実にペナルティーを受けますが、ちょっと高い(8%~10%)ぐらいなら問題ないでしょう。
SEO的には5~7%がいいと言われていますが、キーワード出現率を意識しすぎると文章がおかしくなるので、出現率は考えないほうがいいです。
キーワード出現率を調べたいときは、ファンキーレイティングがおすすめ。
Tableタグを使うとSEOに不利になる
これはレイアウト目的で使うのが問題なだけで、単純に表を作りたいなら、Tableタグを使ったほうがいいです。
Tableタグを使ってはいけないと言われる理由は、HTMLのコードが複雑になるからだと思いますが、CSSを編集して表を作るほうが余計コードが複雑になります。
なので、表を使う場面ではTableタグを使うべきです。
文字数が多いとSEOに有利
これはフィフティーフィフティーですね。
確かに、上位表示されているブログやサイトは文字数が多いですが、文字数が多いからといって検索で上位になるとは限りません。
ブログ記事の文字数は多い方がいい?一般的意見とSEOでも書きましたが、記事を書く上で大事なのはオリジナリティーです。
中古ドメインはSEO効果がある
中古ドメインは以前はSEO効果があると言われていましたが、今は中古ドメインを取得するメリットはほとんどありません。
新規ドメインと比べて値段が高いですし、過去には億単位で買い取られた中古ドメインもあるそうです。
しかも、過去にペナルティーを受けたドメインだと、SEOに悪い影響を与えてしまいます。
直帰率が高いとSEOに不利になる
直帰率はユーザーが1ページ目でブログを離脱する割合を指します。
つまり、直帰率が低いブログは記事がよく読まれているということです。
SEOでは直帰率と検索順位の関係性は低いと言われていますが、直帰率が高い場合はコンテンツを改善したほうがいいでしょう。
WordPressはSEOに効果がある
WordPressは内部対策ができているテーマが多いですし、SEO対策のプラグインも豊富にあるので、多少のSEO効果は期待できます。
もちろん、WordPress以外のCMSや無料ブログを使ってもSEOに不利に働くことはありません。
なので、何を使ってブログを作るかは個人の好みで選ぶのが一番いいでしょう。
個人的にはWordPressは使い勝手がいいのでおすすめです。
トップレベルドメインを使うとSEOにいい
トップレベルドメイン(TLD)とは、「.jp」「.com」「.net」といったドメインの後ろの文字列のことです。
このブログの場合は「.info」がトップレベルドメインです。
で、結論としては、どのTLDを選ぼうがSEOに影響はありません。
まあ「.cc」や「.tv」といったマイナーなTLDよりは、見慣れている「.com」や「.net」が無難かなとは思います。
日本語ドメインはSEOに有効
日本語ドメインは文字通り、ドメインが日本語になっています。
このブログなら、日本語ドメインにすると「https://ブログライフ.info」になります。
肝心のSEO効果ですが、先ほどのトップレベルドメイン同様、SEOに影響はありません。
本当かどうかはGoogleのみぞ知る
今回は巷で有効と言われているSEO対策の真偽に触れてきましたが、これはあくまで推測にすぎません。
すべてを知っているのはGoogleなので、「SEOにはこれが有効らしい」「これはあまり効果がない」程度でみてください。
まあ、ひとつだけ言えるのは、「小手先のテクニックよりも、大事なのはコンテンツ」ということです。